2. "Implementing QuantLib"の和訳

Chapter-VII The Tree Framework: Tree を使った価格モデルのフレームワーク

7.2   Tree および Tree-Based Lattice

今まで説明してきた DiscretizedAssetクラスを使う為には、Lattice が必要になります。Latticeクラスの構造を設計するにあたって最初にぶつかった疑問点は、Tree構造は Lattice構造に含めるべきか、それとも Tree構造をモデル化した別の Latticeクラスを考えるべきか、という事です。 

前者の考え方も十分理にかなっているでしょうが ( Tree構造は Lattice構造の一部と見做せるので、クラス階層としては is-a の関係で構築する事も正当化できます)、Libraryの中では、後者の方法が取られています。しかし、それを選択した理由は時間の経過とともに失われてきたように思います。(後者を選択した)理由のひとつは、Lattice と Tree で別のクラスを持つことにより、それぞれ別々の役割に対応できるという事でした。Treeクラスの役割は、その構造と、Node 間の遷移確率を保持することです。Latticeクラスの方は、対象資産の価格を、Tree構造を使って時間を遡りながら計算し、さらに割引率の適用など追加的な修正操作を行うことです。 

 

 

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